冷却ファン制御

RaspbrryPi は、放熱フィン&空冷ファン無しでは長時間の運用はできません。
使用しているメインICである SoC IC が発熱します。その為 SoC IC 内部に温度センサが内臓されています。
一般的にICは、80度~120度の温度になれば冷却する必要があります。(デバイス設計で異なる)RaspbrryPi の
場合は、80度を目安にした方が良いと思います。
プログラムで、一応50度でONする様にプログラムします。

今回は、RaspbrryPiが標準で持っている温度データーを用いて冷却ファンの自動制御してみます。
制御回路は以下の回路で非常にシンプルです。

今回使用するファンモーターはDC5Vタイプを使用しますので、Vdd=5Vです。
Tr(2SC1815)のベースへは、RaspbrryPi の GPIO 22Pin を使います。

【SoC 内部温度のモニター】
 /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp

【GPIOの有効化】
RaspbrryPi の GPIO は、デフォルトでは使用できません。
次のコマンドを実行しインストールします。
 sudo apt-get update
 sudo apt-get install gpio