AI搭載カメラ

今年(2019年)11月にクラウドファンディングで成功し予約販売を開始したAI搭載カメラの紹介です。
(中国製:日本入荷予定:2020年2月) メーカーURL:https://www.dfrobot.com/
メーカーは「DF Robot」カメラ名称は「HuskyLens」価格は、2M:¥3500、5G:¥5800前後
RasPiカメラと同程度の価格で、単に撮影のみでなくAI機能付き画像処理エンジン搭載です。
ターゲットを覚えるほどに認識率が高くなっていきます。

画像処理の王道な取組は、OS上にOpenCV等の機能を使って各種フィルター(前処理)を駆使して目的の結果を
得るようなプログラミングを作っていく手順ですが、LSIの回路微細化により搭載可能なロジック数を増やすことが
可能となり、いままでソフト対応していたものがハードロジックで解決出来、高速処理が出来るため画像処理部門
では歓迎されています。
従来まではFPGAで対応していましたがハードルが高く専門知識を持っている人のみが使用していました

HuskyLensは、デュアルコアRISC-V 64ビットプロセッサーを搭載したKendryte K210 SoCをベースにしている。
カメラはボタンをクリックするたびに継続的に学習し、その能力を向上させる。市場におけるほとんどの類似品の
1000倍のアルゴリズム処理速度を持ち、毎秒最大30フレームを読み取る。

カメラの裏側に2インチモニターがありここでアプリの選択ができます。

















      機能1:顔検出                機能2:色検出
















    機能3:ライントレース           機能4:目的(なんでもOK)検出
















     機能5:タグ読取り            OP機能(?):ピクト認識
















入荷までに3、4か月あるので、事前準備のためのマニュアルを入手したいと思っています。
現在の所、ほどんど資料がないのでIF部分がどうなっているのか Arduino、RaspbrryPi との
接続方法が不明です。
以前、同様のカメラを入手したときも資料がなく使用せずにお蔵入りしているのがあるので心配
しています。(クラウドファンディングは、十分なサポートが無いものが多い)

メーカーからの回答がありましたが、製品化中の為まだ説明書類のドキュメントはできていない
と返信がありました。レスポンスは早い(ただ英語ですが中国語よりは理解しやすい)
送られてくる商品は上記写真と異なる可能性がありますとコメントがありました。

色々ネット検索していると同カメラの通信プロトコルとArduinoの通信スケッチ紹介動画を発見
貴重な資料になるので撮影しました。動画説明は中国語なのと音声がこもっていて更に聞き難い
ので音声は絞っています。音無しでも内容は十分理解できます。


機能と使用方法動画