スクラッチ+Arduino環境設定

ここからは、スクラッチでArduinoを制御するプログラムに入りますがデフォルトではスクラッチでArduino を
制御する命令が準備されていません。
そこでArduino を制御するための拡張機能を準備するための手順を説明します。
(ここでArduinoはインストールされているものとします。)

1.Scrattino3(スクラッチーノ3)を Github よりダウンロードする。

  https://github.com/yokobond/scrattino3-desktop/releases


2.ダウンロードファイルは、圧縮ファイルなので右クリックしてすべて展開を選択する。
  まだ使用しません。(解凍のみ)

【注意点】
新しいArduino基板の場合は、あらかじめ下記のソフトをインストールして置く必要があります。
ArduinoIDEから、「ファイル」「スケッチ例」「firmata」「StandardFirmata」を選択してボードに
ダウンロードしておきます。




3.解凍後にデスクトップに表示される下記アイコンを実行します。


インストールが終わると自動的に下記の画面が表示されます。


表示されたスクラッチ画面の左下にある赤枠部分を選択します。


表示された画面の左上の赤枠部分(scrattino)を選択します。


左のブロックの一番下に新たに1個 scrattino ブロックが追加されました。
各機能は以下の通りです。



5.Arduino との接続は、もう一度左下のブロック(赤枠)を選択します。
  ここでPCのUSB端子にArduinoを挿しておきます。
  先ほどの画面が表示されるので scrattino を選択してください。
  ボードが認識されない場合は、このページ上部で書かれているソフトがインストールされていない可能性が
  あるので再度インストールしてみましょう。


するとArduinoボードを探し始めます。暫くするとPCに接続されているデバイスが表示される。
複数個あると複数表示されます。(今回は1個のみ)


今回はデバイスが1個ので、右側のCOM9デバイスに接続するので「接続する」ボタンを押す。


無事接続が完了しましたので、「エディターへ行く」ボタンを押してスクラッチを始めます。

次ページからは、具体的にスクラッチからArduinoを操作していきます。